日本歯科大学 新潟生命歯学部

カリキュラム

臨床科目

技術を修得して着実に歯科医への道を歩む

歯髄根尖歯周疾患治療学実習

歯髄根尖歯周疾患治療学実習

臨床系科目は、一般教育系科目と歯科基礎系科目で修得した知識と技術をもとに、臨床に即した知識と技術を修得し、豊かな人間性を持った歯科医師を養成することをめざしています。
臨床基礎実習は、最新設備をそなえたマルチメディア臨床基礎実習室でおこなわれます。
すべての学生の能力を最大限に引き出すため、学生8名に対して教員1名という、きめ細かい指導体制が整っています。
新潟生命歯学部には、内科、外科、耳鼻咽喉科講座があり、口腔のみにとどまるのではなく、全身を総合的にとらえて治療しなければならない、という日本歯科大学の基本的な考え方がここにも表れています。

内科学

内科学

部分床義歯補綴学実習 1

部分床義歯補綴学実習 2

部分床義歯補綴学実習

1学年

  • 早期臨床実習Ⅰ

2学年

  • 専門歯科治療概論
    歯科における専門的治療を理解するために、日本歯科大学新潟病院の各種特殊外来、センターにおける治療内容、意義、目的、評価に関する基本的な知識を取得する。
  • 顎口腔運動制御学
    歯科領域で対象となる病態診断の基本事項を理解するために、顎口腔運動に関与する器官の構造とそのメカニズムを修得する。
  • 食育・食術
    食の本質という視点から疾病予防の実践・啓蒙を行うために、今日の本邦における食事情を理解し、自らの生活習慣の改善および国民への食生活の指導方法などを考える。

3学年

  • 早期臨床実習Ⅱ

  • 歯科矯正学
    患者の健康および生活の質の向上に資するため,不正咬合の予防と治療に関わる歯科矯正学および矯正歯科治療に関する基本的な知識と技術を習得する。
  • 歯科矯正学実習
    患者の健康および生活の質の向上に資するため,不成功号の予防と治療に関わる歯科矯正学および,矯正歯科治療に関する基本的な知識,技能および態度を習得する。
  • 小児歯科学
    胎児期から成人にいたるまての小児の口腔ならひに顎顔面領域の健康を維持し増進させるために, 疾患や異常を予防し治療するとともに,口腔の健康管理を行い,健全な顎顔面と口腔の形態と機能を育成するための理論と方法を習得する。
  • 歯内療法学
    歯を長期的に保存するために、歯の硬組織・歯髄・根尖歯周組織の常態を理解し、歯髄と根尖歯周組織に生じる疾患の概要と治療の進め方の基本を修得する。
  • 顎口腔機能診断学
    顎口腔機能を正しく診断するために、咀嚼系の構成要素の機能および咬合診断と診査技術を理解する。
  • 顎口腔機能診断学実習
    顎口腔機能を正しく診断するために、咀嚼系の構成要素の機能および咬合診断と診査技術を理解する。
  • 口腔顎顔面外科学
    口腔顎顔面領域の疾患に対処するために必要な疾患の基礎的知識を習得し、顎口腔領域に現れる先天異常、発育異常、外傷、炎症性疾患、および顎関節疾患を理解し、診断するために必要な知識を習得する。
    さらに、口腔顎顔面領域に生じる疾患の種類とその概要を学び、さらに各疾患を理解するために原因、病態、症状、診断、治療および予後について理解する。
  • ヒトと放射線
    放射線を歯科医療で有効に利用し、それに伴うヒトへの障害を防止するために、放射線の性質とヒトへの影響を理解する。
  • 画像検査の基礎と応用
    適切な画像診断を行うために、歯・口腔顎顔面領域疾患の画像所見の特徴を理解し、また口腔領域悪性腫瘍の放射線治療および治療患者の口腔管理の重要性を認識するために、放射線治療の基礎と実際を理解する。
  • 歯冠鋳造修復学
    歯質の崩壊や歯の欠損に起因する咬合咀嚼障害を回復し、QOLを維持するクラウンブリッジ修復を行うために、顎口腔機能障害の機序を理解し、治療の適応性を診断し、治療計画を立案するのに必要な基本的知識を修得する。
  • 全部床義歯補綴学
    歯列の全部欠損に対する修復を行うため、その臨床的意義と方法を理解する。
  • 部分床義歯補綴学
    部分的歯列欠損患者に対して予知性の高い治療を行うためには、残存組織保全と機能回復率向上の両立を図ることが不可欠であることを理解し、部分床義歯治療に必要な検査・診断能力および基本的理論に関する知識を修得する。
    さらに、必要な前処置、印象採得、咬合採得、咬合構成、義歯構成要素、義歯装着、義歯調整、義歯修理、経過観察、および治療の評価に関する一連の知識を修得する。
  • 保存修復学
    歯の硬組織疾患を適正に修復するために、正常な歯・歯周組織、疾患の病因・病態を理解し、診査・診断法と予防および進行抑制法ならびに人間工学を基礎とした精密窩洞形成法・生物学的接着修復法・必要な前準備諸法に関する知識を身につける。
    また、修復材と修復法の特徴、組成と硬化機序、諸性質、適応症と禁忌症、窩洞の特徴、修復術式、臨床症例ならびに修復歯の術後経過に関する知識を身につける。
  • 歯周疾患治療学
    歯周病学を理解するために、歯周組織についての知識を深め、さらに歯肉炎および歯周炎の病因、病態、検査法、診断、治療法について臨床で必要とされる基礎知識を修得する。

4学年

  • 小児歯科学
    胎児期から成人にいたるまての小児の口腔ならひに顎顔面領域の健康を維持し増進させるために, 疾患や異常を予防し治療するとともに,口腔の健康管理を行い,健全な顎顔面と口腔の形態と機能を育成するための理論と方法を習得する。
  • 口腔顎顔面外科学
    口腔顎顔面領域の疾患に対処するために必要な疾患の基礎的知識を習得し、顎口腔領域に現れる先天異常、発育異常、外傷、炎症性疾患、および顎関節疾患を理解し、診断するために必要な知識を習得する。
    さらに、口腔顎顔面領域に生じる疾患の種類とその概要を学び、さらに各疾患を理解するために原因、病態、症状、診断、治療および予後について理解する。
  • 部分床義歯補綴学
    部分的歯列欠損患者に対して予知性の高い治療を行うためには、残存組織保全と機能回復率向上の両立を図ることが不可欠であることを理解し、部分床義歯治療に必要な検査・診断能力および基本的理論に関する知識を修得する。
    さらに、必要な前処置、印象採得、咬合採得、咬合構成、義歯構成要素、義歯装着、義歯調整、義歯修理、経過観察、および治療の評価に関する一連の知識を修得する。
  • 歯科麻酔と救急処置
    円滑な歯科診療を遂行するために必要となる局所麻酔の学理と全身管理学的知識を修得する。
  • 歯周疾患治療学実習
    歯周疾患患者の歯周組織を健全なものとし、長期的に維持するために、ホームケアを基本とした歯周治療の実施に必要な基本的知識、技能、態度を身につける。
  • 全部床義歯補綴学実習
    無歯顎患者の口腔機能を回復するために、全部床義歯の製作に必要な基本的知識と技能ならびに材料の取り扱いを修得する。
  • 歯冠補綴学

  • 口腔顎顔面外科手術学
    口腔顎顔面領域の疾患に対する手術法を理解するために、必要な基本的知識を身につける。
  • 口腔外科・全身管理学実習
    全身の健康の回復と増進のために,口腔顎顔面領域の疾患に対して口腔外科治療を行うのに必要な 基本的な技能,知識,態度を習得する。
  • 保存修復学実習
    口腔の機能および審美性を長期間にわたり適正に維持するために、歯の硬組織実質欠損に対する各種修復法を実施するのに必要な知識と技能を修得し、併せて歯科医師として望ましい態度を身につける。
  • 歯内療法学実習
    口腔内に長期にわたり歯を保存し機能を営ませるために、歯髄疾患や根尖歯周組織疾患に罹患した歯を健康状態に回復させるために必要な歯内治療の知識、態度、技能を修得する。
  • 部分床義歯補綴学実習
    部分床義歯による機能回復と口腔組織の保全を図るために、部分床義歯の設計、製作に必要な基本的知識、技術および態度を修得する。
  • 歯冠補綴架工義歯学実習
    口腔の機能回復と残存組織の保全を図るために、クラウン・ブリッジの支台歯形態と技工操作を理解し、支台歯形成から装着までの基本的知識、技能、態度を修得する。
  • 口腔顎顔面外科診断治療学
    診断技法の種類と特徴を理解すために、口腔・顎顔面に生じる疾患の診断ならびに治療に必要な情報を統合し、これをに結びつける基本的知識を修得する。
  • 高齢者歯科学
    我が国の進行する高齢社会に対応するため歯科診療の困難性、高齢者の心理的変化、高齢者とのコミュニケーションおよび在宅要介護高齢者の治療について理解する。
  • 障害者歯科学
    障害者(児)の歯科治療を行うために必要な、障害者(児)の身体的、精神的および心理的特徴と歯科治療上の留意点を理解する。
  • 歯性感染症
    歯性感染症に対応するために、その特徴と病因および診査・診断・治療の基本的概念を理解する。
  • 顎咬合診断・口腔インプラント学
    一口腔単位の歯科治療を行うために、咬合の診査・診断および咬合治療を理解するとともに、口腔の欠損に対して歯科インプラントを用いての補綴治療法、インプラント材料、インプラントと生体反応、周囲組織のメカニズム、口腔解剖と治療法、インプラント治療評価の基本的な知識を習得する。
  • 歯科医のための内科学
    良好な医師と看護師、コ・メディカル、患者との人間関係を築き、医療現場でお互いが信頼しあえる人間関係(human relationship)を確立するために、歯学を修めるにあたり必要と考えられる内科学の総論についての知識を系統的に修得する。
    内科学総論の知識を基本として歯学を修めるために、必要と考えられる内科的疾患についての知識を系統的に修得する。
  • 外科学
    外科医療を円滑に遂行するために、インフォームド・コンセントの重要性とともに病態生理から見た全身管理の基本を理解する。
    外科的疾患を全身的視野で把握するために、各臓器毎に主要な外科的疾患の病態、診断、治療の最新の動向を理解する。
  • 耳鼻咽喉科学
    境界領域の疾患についての知識を深めるため、耳鼻咽喉科の代表的疾患について学び、歯科疾患との関連性も理解、説明する能力を身につける。
  • 小児歯科学実習
    小児の健全な成長発育を促すために口腔および口腔周囲そそ気の以上を予防,または治療するために必要な態度,知識,技能を身につける。
  • 歯科心身医学
    歯科領域における心身症を理解し円滑な医療を行うために、歯科心身症の診断・治療に必要な知識を習得する。
  • 臨床検査・検査学

  • 口腔外科・全身管理学実習
    全身の健康の回復と増進のために,口腔顎顔面領域の疾患に対して口腔外科治療を行うのに必要な 基本的な技能,知識,態度を習得する。
  • 口腔インプラント学実習
    口腔インプラントによる歯の欠損治療を行うため,治療に必要な知識,態度,技能を習得する。