展示品ギャラリー
マリー・キュリーの書簡
ノーベル物理学賞と化学賞を受賞したマリー・キュリーはポーランドのワルシャワ生まれで、前名はマリア・スクロドフスカ。
パリのソルボンヌ大学に留学したのち、ピエール・キュリーと結婚し、ポロニウムとラジウムを発見した。
四ツ折判の「ラジウム研究所キュリー実験室」の用箋に、タイプで印字された書簡には、下に「M.Curie」のサインがある。
1922年3月4日付で、Merediethカレッジあてに送られたこの礼状には、以下のように記されている。
Merediethカレッジの化学クラブのみなさんのご親切に心から感謝をしていることをお伝え下さい。
私は生徒さんたちが化学を上手に楽しく勉強し、また彼らが今までと同様に化学に対する興味を持ち続けることを願っています。
私は記念として彼らに、私のサインを添えたポートレートを送ります。