日本歯科大学 新潟生命歯学部

学生国際交流

中山医学院交換学生 新潟滞在記 2015年

report_exchange_19_03.jpg

病院長先生と

report_exchange_19_01.jpg

鰻屋さんにて

 日本歯科大学の姉妹校の1つであり、15年ほど前より留学生を受け入れている大学が、台湾の中山医学大学です。交流を深めることを主な目的としている他の姉妹校の学生に比べ、中山の学生は病院実習を基盤とし、レポート提出もあり、単位取得につなげるという大きな目的があります。そのため滞在期間も約3週間です。 今年も中山大学から6名の学生さんがやってきました。10月4日に新潟に到着し、歓迎の意味をこめて鰻弁当でお昼ご飯。その後彼らに滞在してもらうアパートに行き、生活面でのオリエンテーションをしました。 翌日から早速病院でのオリエンテーション。1人ずつ白衣とネームプレートを渡し、病院内のシステムとこれから3週間の病院見学の予定を説明しました。病院見学はみんなとても真面目で、先生方の診療をじっくり見学し、いろいろ質問していました。基本は英語ですが、漢字に強い彼らに対し、専門用語などは漢字で説明する場面も見られました。

report_exchange_19_05.jpg

交換学生が集まって

report_exchange_19_04.jpg

交換学生歓迎会

 学食で行われた歓迎会では、国際交流部の学生はじめたくさんの本学学生が参加し、彼らと交流を図っていました。彼らは自己紹介のあいさつで覚えたての日本 語を披露。実は本学は今年から初めて台湾への交換留学を行っており、そこで熱烈な歓迎を受けた本学の学生は、今回やってきた彼らに少しでも恩返しをしたいと意気込んでました。彼らはまた、病院見学で真剣に学んでいる分、週末はめいいっぱい楽しんだようです。新潟県内ですと、村上へ赴き、瀬波温泉でゆったり過ごしました。県外へは新幹線で金沢や軽井沢へも足を運び、観光やショッピングを満喫していました。本学の学生ともちょくちょく交流をはかり、 一緒に食事をするなどして楽しんでいました。3週間はわりと長いようでやはりあっという間に過ぎ去り、毎年聞かれることですが、今年の彼らもまだ台湾に帰りたくないと、まるで駄々をこねるように新潟での滞在を惜しみつつ、帰っていきました。

report_exchange_19_06.jpg

瀬波温泉にて

report_exchange_19_08.jpg

学部長先生と

report_exchange_19_09.jpg

新潟最後の夜

総合診療科 中村俊美