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学生国際交流

中山学生滞在記☆2014

台湾の台北にある中山医学大学は、私たち日本歯科大学にとって、とても親睦の深い姉妹校の1つです。10年以上前より短期の病院実習として中山の学生さんを受け入れ、昨年からは本学からも学生が台湾へ交換留学を行っています。中山の学生さんは毎年約3週間新潟に滞在します。

今年も10月に中山医学大学から6名の学生さんがやってきました。男子学生は、エリック、イライジャ、ジェフの3名、女子学生はアンジェラ、メンルー、ミッシェルの3名です。台湾に比べ、日本とくに新潟は寒いということでしっかり防寒姿でした。

彼らには、病院実習のタイムスケジュールがあり、平日は白衣姿で各診療科の見学を行います。総合診療科にはじまり、放射線科、口腔外科、歯科麻酔・全身管理科、小児矯正歯科、在宅訪問・・・それぞれの診療科で先生から説明を受けたり、患者さんの邪魔にならないように見学を行いました。台湾と日本の大学病院での診療の違いなど彼らは興味深く見学し、先生方と意見交換をしていました。病院実習を行っている本学の登院生も彼らをサポートし、わからないことを教えあったりしていました。会話は基本英語ですが、英語が苦手な登院生でも、漢字で書くと理解してもらえるので一生懸命コミュニケーションをはかっていました。

また、中山の学生さんは登院生や大学の先生方に対し、スライドを使って台湾や中山医学大学の紹介をしてくれました。美しい自然や豊かな歴史や文化、美味しそうな食文化、また大学の校舎や歯学部の様子など、とても見ごたえのある発表をしてくれました。

もちろん彼らは新潟観光、さらには日本観光も楽しみました。週末には新潟北部の村上にある瀬波温泉に1泊旅行に行ったり、新幹線で軽井沢へ遊びに行ったり、いろいろ事前に計画して楽しんでいる様子でした。また、彼らが新潟滞在中はマンションで共同生活をしていたのですが、登院生ともんじゃ焼きを食べに行くなど、本学学生とも親睦を深めていました。

3週間という日々を彼らはとても有意義に過ごし、台湾へ帰っていきました。

(総合診療科 中村俊美)

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学部長先生と

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歓迎会にて