歯科技工研修科
歯科技工研修科について
臨床の場では、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士によるチームアプローチがなされ、患者さんの治療はこのトライアングルの中心で行われています。現在、歯科技工士は技工室内の作業だけではなく、治療に積極的に参加することが求められています。そのためには、より高い医療知識と技術力ならびに医療人としての優れた教養が必要です。本研修科では、卒後教育の目的を果たし、今後とも歯科医療の場で大きく貢献できる歯科技工士を養成する教育環境が整えられています。本学および外部講師陣による講義および基礎実習、さらに患者と相対した臨床実習を通じ歯科医療における歯科技工士の役割を肌で感じるとともに、少人数制によりきめ細かで充実した研修を行い、優れた歯科技工士としての能力を養っていきます。
日本歯科大学新潟病院歯科技工研修科は、国家資格を有する歯科技工士が、さらなる知識と技術の向上を目指す研修の場として、平成9年4月に開設されました。現在、研修コースには「審美コース」「インプラントコース」があり、研修期間では専門課程修了後、間もない歯科技工士を対象にした2年制コースと、臨床経験のある歯科技工士を対象にした編入コースを設けています。