研修カリキュラム
当院研修カリキュラムの特色
日本歯科大学新潟病院では単独型と複合型の2つの研修プログラムがあります。
単独型は1年間、複合型は8ヶ月間当院で研修を受けますが、期間が異なる以外はカリキュラムに大きな違いはありません。
カリキュラムは大きく分けて、自らが確実に実践できることを目標とした「ベーシックコース」と、研修修了後早期に習熟できるように臨床経験を積む「アドバンスドコース」の2つからなります。
ベーシックコースは他の研修施設の「基本習熟コース」に当り、当院では基本的に総合診療科で研修を行ないます。総合診療科にはスキルラボが設置されており、いつでもシミュレーション実習ができる環境にあります。
総合診療科の一つの特徴として指導歯科医、若手歯科医、歯科衛生士、登院生、衛生士実習生そして研修医でグループを構成し、チーム医療に取り組むことを目指していることです。
総合診療科以外に約4週間の病棟研修を行ない、入院下で患者の全身管理・治療を経験し、高齢化社会に対応した研修を受けます。
アドバンスドコースの特徴としては、総合診療科以外の専門診療科やセンターで週1日を限度として選択研修が受けられることと、総合診療科を中心として特殊外来での診療を経験できることです。
選択研修、特殊外来としては下記のコースがあります。
- 【選択研修】
- 口腔外科、矯正歯科、小児歯科、放射線科、歯科麻酔・全身管理科(歯科鎮静リラックス外来を含む)、訪問歯科口腔ケア科、口腔インプラントセンター、障害児・者歯科センター、睡眠歯科センター
- 【特殊外来】
- 白い歯、スポーツ歯科、いき息さわやか(口臭)、あごの関節・歯ぎしり、特殊歯周治療、口のかわき、歯科アレルギー治療、顎のかたち・咬み合わせ
以上、カリキュラムの特徴を簡単に紹介しましたが、当院では研修開始から歯科医籍登録が完了するまでの期間を利用した、実習やセミナーといった初期研修以外は、なるべく多くの臨床を通じて目標に到達することを第一に考えています。