日本歯科大学 新潟生命歯学部

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保険文化賞を受賞

新潟病院 在宅歯科往診ケアチーム 第63回 保健文化賞を受賞

記念品と感謝状・表彰状
記念品と感謝状・表彰状

感謝状
感謝状

表彰状
表彰状


日本歯科大学新潟病院 在宅歯科往診ケアチームは、永きにわたる社会保健活動が評価され、第63回保健文化賞を受賞いたしました。

保健文化賞は、戦後の混乱期、保健衛生の思想や施設が悪化している中にあって、それらの向上に取り組む人々に感謝の意を捧げるために創設されたものです。第一生命保険株式会社が主催、朝日新聞厚生文化事業団 NHK厚生文化事業団が後援となり、昭和25年の創設以来、毎年実施され、今年で第63回を迎えました。毎年秋に贈呈式が行われ、受賞者は翌日皇居に参内して天皇・皇后両陛下に拝謁を賜ります。保健医療、生活環境、高齢者および障害者保健福祉、少子化対策等の多岐分野において著名な実績を残された団体および個人が表彰されるもので、この分野では権威ある賞として高く評価されています。本年度は全国で10団体、個人5名が受賞しました。

平成 23 年10月25日、ホテルオークラ東京・オークルームで贈呈式が開催され、日本歯科大学からは、中原理事長、関本新潟病院長、黒川が出席しました。その翌日、黒川が皇居にて天皇皇后両陛下から御拝謁を賜りました。11月4日、新潟市内で日本歯科大学主催の祝賀会が開催され、中原泉理事長をはじめ、活動に携わられた方々が集まり受賞の喜びと今までの苦労を分ち合いました。

本賞の受賞理由は「20年以上にわたり地域における要介護高齢者の訪問歯科診療や障害者福祉施設での無料歯科検診に取り組み、また、新潟県中越地震、中越沖地震、そして東日本大震災などでは、被災者への応急歯科治療や口腔ケアを行い、被災者の健康保険対策に貢献した」というものでした。

現在、日本歯科大学新潟病院では、第5学年登院生と歯科医師臨床研修医の歯科訪問診療研修が必修化し、訪問診療のできる若手歯科医師の育成を積極的に行っています。全国でもこれほど歯科訪問診療教育が充実している大学はありません。さらに加速する超高齢社会に向けて、我々は一層の努力をする所存です。