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大学紹介

小児歯科学講座

所属構成員等

dental09_5.jpg教 授/下村-黒木淳子 博士(歯学)*1,2
講 師/坂井幸子 博士(歯学)*1, 3
助 教/上津豪洋 博士(歯学)
大学院生/溝口智実、吉田織恵
非常勤講師/梅津英裕、馬場宏俊、中山寿賀子、松田貴絵、神戸正人、鈴木広幸
(*1日本小児歯科学会専門医、*2日本小児歯科学会指導医、*3日本歯科放射線学会認定医)

研究テーマ

当講座の現在の研究は、基礎および臨床の2つの方向からのアプローチを行っている。小児歯科の臨床とも関わる歯の正常な発育と萌出には、歯胚形成に呼応した歯周組織と歯槽骨の改変が必須であり、組織学的に基質改変機構が重要となる。そこで1つ目の基礎的研究テーマとして、歯の発生機序の解明、正常な骨改造やメカニカルストレスに対する破骨細胞の活性機序、ならびに骨芽細胞の機能調節や細胞分化における研究を進めている。次に、口腔内を含め生体は何らかの力学的負荷が常に作用する環境下に置かれているという点に着目し、2つ目の基礎的研究テーマとしては、工学分野とバイオメカニクス分野との共同研究(医歯工連携の異分野融合研究、歯科バイオメカニクス)を推進している。また臨床的研究テーマとしては、口腔疾患リスクファクターに関する検討、眼球運動計測による視知覚に関する研究、さらに顎口腔領域の非破壊検査を応用した研究を行っている。

学生教育

 小児歯科学は在学中の各学年において広く講義・実習を行っている。初年時では「ヒトの一生」において無歯期から永久歯列完成までの口腔内の変化や小児の成長発育の講義を行い、「ファンダメンタルスキル実習」では医療人としての関わり合いなどの実習を行っている。3・4年生にて「小児歯科学」として総論から各論まで症例を提示しながら多角的に講義を行っている。臨床基礎実習として「小児歯科学実習」を行っており、モデル患児の一口腔単位の治療を学べるカリキュラムを組んでいる。臨床実習では従来とおり新潟病院小児歯科・矯正歯科と連携して、来院患者に治療を行う診療参加型の実習を遂行している。加えて、障害児・者センター、保育園および幼稚園でのフィールド実習にも参加してもらうことで、幅広く学べるシステムとなっている。

その他

小児歯科専門医受験に必要な知識と技能の教育を行う。

小児歯科学講座 研究年報

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2019年

2019年 小児歯科学講座 研究年報(PDFファイル)

2020年

2020年 小児歯科学講座 研究年報(PDFファイル)

2021年

2021年 小児歯科学講座 研究年報(PDFファイル)

2022年

2022年 小児歯科学講座 研究年報(PDFファイル)

2023年

2023年 小児歯科学講座 研究年報(PDFファイル)

2024年

2024年 小児歯科学講座 研究年報(PDFファイル)

外部研究費