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大学紹介

解剖学第2講座

所属構成員等

pic_basic02_2025.jpg教 授/辻村麻衣子 博士(歯学)
准教授/横須賀宏之 博士(歯学)、熊倉雅彦 博士(歯学)
助教/河内美帆 修士(保健学)

研究テーマ

  • 味覚の受容伝達機構
  • 脊椎動物舌の形態および機能の進化
  • 爬虫類の口腔粘膜の超微構造変化
  • 口腔領域の外科的処置による組織変化

以上のテーマについて、形態と機能の関連を念頭におき、組織学的解析を行っている。味覚の受容伝達機構の解析では、免疫組織化学的手法などを用いて味蕾を観察し、その特性を明らかにしている。味覚器官の形態形成では、両生類を材料にF-actin を架橋する細胞骨格系タンパク質のビリン(villin)を味細胞のマーカーに用い、神経発生との関係も含めて、上皮細胞の分化機構の解析を行っている。また爬虫類の亀の一種において、口腔粘膜の構造にダイナミックな周年変化があることを見いだし、その超微構造的変化を明らかにしつつある。口腔領域の外科的処置による組織変化に関しては、抜歯や歯科インプラント植立後の組織変化などを様々な手法を用いて観察している。

学生教育

1学年のヒトの一生、2学年の組織学、口腔組織学、生体機能調節学の講義を、また3学年の組織学実習を担当している。歯学教育の現状を分析・把握し、実状に即した講義、実習を行うことを心がけている。

解剖学第2講座 研究年報

2019年

2019年 解剖学第2講座 研究年報(PDFファイル)

2020年

2020年 解剖学第2講座 研究年報(PDFファイル)

2021年

2021年 解剖学第2講座 研究年報(PDFファイル)

2022年

2022年 解剖学第2講座 研究年報(PDFファイル)

外部研究費