【お礼】おかげさまで総会・学術大会は参加者総数271名の盛会にて終了いたしました。
当日の様子を写真でレポートしています。どうもありがとうございました。

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全身機能から咬合の重要性を考える

 

ご挨拶 大会長 小出 馨

 この度、第18回日本全身咬合学会学術大会の開催にあたり、私ども日本歯科大学新潟生命歯学部歯科補綴学第1講座を担当にご指名いただき、誠に有難く存じております。本学会は、咬合が全身の健康維持に及ぼす影響を究明し、顎口腔系の医学と医療の発展に貢献するとともに、関連領域との学際的交流を深めることを目的としており、きわめて意義深い重要な役割を担っています。
 本第18回大会では、「全身機能から咬合の重要性を考える」をテーマとして、10月25日、26日の両日、当地新潟で開催いたします。25日の特別講演は、澤口俊之先生(人間性脳科学研究所)に咬合是正が脳機能に及ぼす影響について最新の情報を盛り込んでご講演いただきます。26日のシンポジウムでは、吉田勧持先生(日本構造医学研究所)にヒトの構造の生物学的意味と病態生理について、臼井五郎先生(顎口腔臨床センター)に歯科臨床からみた姿勢制御における下顎位の重要性についてご講演いただき、全身機能から咬合の重要性に関する認識を深めたいと考えて居ります。その他、一般口演13題、ポスター発表2題、そして関連企業9社による機材展示が行われます。
 また、日本全身咬合学会認定研修セミナーを、26日の大会終了後、オーガナイザーとして渡辺 誠先生(東北大学)、小林義典先生(日本歯科大学生命歯学部)、講師として岡 芳知先生(東北大学)、渡辺 誠先生(東北大学)、石川達也先生(東京歯科大学)、松本敏彦先生(日本大学松戸歯学部)の各先生方により同会場で併催いたします。
 なお、本大会では、会場に隣接する日本歯科大学新潟生命歯学部の学内施設で日本唯一の公認医学博物館「医の博物館」を25日の土曜日に限り無料開放いたしますので、是非この機会にご観覧下さいますよう併せてご案内申し上げます。
 昨年の沖縄大会に引き続き、今年も全国から多くの会員や臨床家の方々に新潟大会へご参集いただき、全身機能から咬合の重要性をさらに深く考える有意義な大会になりますように祈念致しております。お誘い合わせの上、多くの方々がご参加下さいますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。